CO2レーザー彫刻その2

お店で使う印鑑を作る。
もう10年も前から印鑑ってのは1日で作れるようになった。
それはこのレーザー彫刻機のおかげと言っても過言ではあるまい。
レーザー彫刻用の専用ゴムなんて物も販売されているが、俺は使わない。
ホームセンターで販売されている普通のゴムで十分。
ただし、生ゴム(輪ゴムと同じ素材)は熱を加えると溶けてデロデロになり印鑑どこのの騒ぎではないw(実験済み)
CADで名前と住所、電話番号等をデザイン。名刺などと違い、フォントにはこだわらない方がいい。
所詮ゴム印、インクのニジミ等で細かい所まではなかなか表現されないのだ。シンプルに行く
印鑑なのでまずは文字をミラーツール等でひっくり返す。レーザーを当てた所がへこむのでデーターをまたひっくり返す。
これをやらないと白抜き文字の妙な印鑑が出来上がってしまう。(失敗済みw)

ゴムって焼くと大変な匂いがする。&簡単に火がつく。機械の中で炎がメラメラ(汗...非常に気を使う作業だ。
出来上がったら洗剤で洗って、ハサミで切って両面テープで台座に固定。
押してみる。
まあ、いいんでないかい?

以前印鑑で面白い依頼があった「良」って印鑑を探しているがなかなか見付からないと言うのだ。
「可」「不可」の印鑑はあるが「良」って確かに...見覚えはあるが、最近見ないよなぁと。
業務で使うので特注でいいから...と依頼を受けた。
「可」「不可」って1と0でデジタルな漢字。「良」ってのは..アナログな漢字?
今この世から消えてしまった印鑑なのかもしれない。

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