単位が複雑なので...

前の日記ではCPMって単位を使いましたが行政が使うのはnGy/hやmSv/h
自衛隊、医療従事者の限界値50ミリシーベルト/年間を簡単に表にしておきます。
この表の数値を24時間、365日浴び続けたら50って限界値をオーバーしますよ~って事です。
CPMに関しては単純計算して良いか分かりませんがまあ、参考にはなるでしょう。
50mSv/年間を1時間あたりに換算すると
0.0057mSv/h = 5.7μSv/h =5700nSv/h
0.0057mGy/h = 5.7μGy/h = 5700nGy/h
684CPM
全国のモニタリングポスト
家の近くのモニタリングポストを探しましょう。見る場所によって単位が違うので上の表を参考に比べて見て下さい。
雨と共に川崎周辺の観測所では20nGy/h程度だった数値が7倍近い150ってな数値になっていて
数字だけ見るとちょっとビビリますが、単位がnGyなので5700と比べると限界値の約1/40って事が分かる訳です。
逆に福島第一原発周辺で一時的に観測された400mSv/hってのは「mGv/h」なので表の一番左の0.0057と比較します。
こうやって見ると「400mSv/h」が超危ないって事も理解出来ますね。
21日に原発からら40km離れた町で11.1μSv/hが観測されています。
胃のレントゲンは600μSv/hだから問題なし!と行政は説明していますが、24時間この数値だった場合24×11.1=266
2日半に1回レントゲン撮影していいのかよ?ってな数字な訳ですし。
単位が「μSv/h」なので単位が同じ5.7と比べると11って数字は自衛隊の2倍か~って事が分かると思います。
数字に弱い人はなかなか大変だと思うのですが、ニュースで「5まいくろシーベルト」ってアナウンサーが言ったら
「あらま、延々とこの数字が続くと自衛隊でもギリギリの数字だわ」と思えばいいかと思います。
何度も言いますが24時間365日この数字だったら!ですからね。
自衛隊の限界値を子供に当てはめる訳にもいかないので後は親であるあなたが自分で考えてください。
自衛隊の1/5を限界にしようと思ったら「1まいくろシーベルト」
1/10を限界にしようと思うなら「0.5まいくろシーベルト」
これより少ない数値を目標にすると、自然界からの年間被爆量より少なくなるので...。
つくば市では21日の最高が0.66μ、都内や川崎、横浜で0.15μ程度
最大値にばかり目を奪われますが東京都は平均値も出しています。
3/15日の最大値は0.8μで危ない!と報道されましたが1日平均は0.1程度で24時間の合計は2.4程度。
雨の降った昨日と本日の最大は0.15μ程度ですがこの数字が延々と続いていますので
合計ではこの24時間の方が被爆量は1.5倍程多い訳です。
こうやって色々と計算しているとですね...年間の自然界からの被爆量...2.4mSv/年間って...ウソ臭い気がする。
一般に言われている2.4mSvに到達するには平均で0.27μSv/h = 270nSv/h = 270nGy/h 必要なんですよ。
270nSv/hなんて数字はですね...どこを見ても原発事故前では観測されて無いです。
多くても70nSv/hがいい所だよねぇ
って事は2.4mSv/hでは無く0.61mSv/年間程度ってのが自然界にある放射線量ではないかい?
また調べてみよっと。
正確な知識を身に付けて冷静な判断で我が子を守ってあげて下さい。

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