改訂 2024.9.6
ドリンクメイトを使った方法
用意するもの
- ドリンクメイト本体(水以外もOKな機種)
- アトラス(SHUWAT)ADOK-700
- 温度計
- 冷水 500ml程度
- 氷 冷凍庫で作ったサイズで100~150g
付属品のボトルでも構わないのですがアトラス社の真空断熱ボトル「SHUWAT」を炭酸作りに使うとかなりメリットがありますので私はこれを利用しています。(2024年9月 生産中止)
炭酸水作りに最も重要なのは水温です。ペットボトルでも0~2℃まで冷やせれば問題ないですがなかなかそこまで冷やすのは困難です。この容器は氷を入れやすいので冷たい水をすぐ作る事が可能です。
また、真空容器ですので出来上がった炭酸水の温度が全然上がらず炭酸が抜けにくいのも特徴の一つです。
びっくりする位使いやすいので強炭酸を頻繁に作る方はぜひ入手してみて下さい。
ドリンクメイト純正のボトルを使用する場合は細く砕いた物をボトルの口から入れるか100ml程度の水を入れてボトルごと凍らせておくのが便利です。水温が命です。面倒がらずに準備して下さい。
作り方
SHUWATに冷蔵庫で冷やした水と氷を100gを入れてよく撹拌して下さい。
冷やした水がない時は水道水でも可能ですがその場合は氷の量を150g以上入れて下さい。
温度を計測しながら撹拌し水温が2℃を切るまで必ず冷やして下さい。
本日冷蔵庫で冷やした水は4.6℃でした。ボトルを振って水温を下げて行きます。
1.3℃まで下げました。2℃以下にすると失敗が少なくなります。
温度が高いとまず失敗しますので気合い入れて水温を下げて下さいね。
ここまで下がったら炭酸を注入していきます。
注入ボタンを押す時間は1回に0.5~1秒間でOKです。
炭酸が入る音を聞きながら何度か注入を繰り返していると本体から「シュー」とガスが軽く抜ける音が聞こえてきます。
この「シュー」が聞こえたらボトルを本体から外してシェイクします。
シェイクしたら再度本体にセットして数回注入。「シュー」音が聞こえたらまた外してシェイク。この注入&撹拌を4~6回行います。下の画像では軽く振っていますが、上下にガシャガシャ撹拌するのが物凄く大切です。
注入撹拌回数の目安
1回 | 微炭酸水 |
2回 | 普通炭酸水 |
3~4回 | 強炭酸水 |
5~6回以上 | これ以上は炭酸強度変わらず |
ボトル撹拌後に再注入してもすぐ圧力が抜けるようになったらもうガスは入りませんので強炭酸水の完成です。
飲んだ事が無い位の強烈な炭酸水に仕上がっているはずです。コップに注ぐだけでもかなり炭酸が抜けますのでまずはこの容器から直接飲んで見て下さい。
口の中で暴れ回る程の炭酸水が堪能できるはずです。
炭酸の使用量について
ドリンクメイトはインフーザーで密閉したボトル内に炭酸ガスを注入出来ますのでかなり効率良く強炭酸水を製造可能です。
強炭酸にするまで3回~4回の注入&撹拌で10g程度、激強炭酸ですと15g程度ボンベが軽くなっているはずです。
60L用の炭酸ボンベには約400gの炭酸ガスが入っています。
500mlの強炭酸水を作ると30~40本程度で空になります。
60L用交換用ボンベは2,400円程度ですから500mlの強炭酸水を1本作るのに60~80円の炭酸ガスが掛かる事になります。あまりコスパ良くはありませんが、びっくりする位の強炭酸を楽しめるのでやめられません。
コスト対策
自己責任ではありますが5kgのミドボンを購入して利用するとガス代は1g=1円程度で済みます。使用量の多い方は検討してみると良いでしょう。
究極の炭酸水_温度と体感について
水温が0℃に近いほど水には多くの炭酸ガスが溶け込むのですが、実際に飲んでみると0℃より2~3℃の炭酸水の方が強く感じます。これは口や喉の神経が冷たさで麻痺してしまい、ピリピリした痛みを感じ辛くなっている為だと思わます。
また、氷表面から大量の泡が出てどんどんガスは抜けて行ってしまいます。真空断熱容器を使っている場合は出来上がった炭酸水から氷は取り出してしまった方が長い時間強炭酸を楽しむ事が可能です。
現在試行錯誤ではありますが現在は氷を65gまで減らして、完成時にほぼ氷は溶けている状態で水温2~3℃程度に収まるように狙って作っています。炭酸水作りもなかなか奥が深いものです。