【ホビーカヤック シート修理】

しぐのお仕事


保証期間中の修理で久しぶりに苦戦。
交換用部品は届いたものの、違う不具合が発覚。
背もたれの・・・


張り具合を調整するダイヤルの動きが悪いのです。
バラした事がある方は分かると思いますが、リクライニング機構同様、ここもかなりの知恵の輪状態。
時間掛けて組み上げてやっと明日返送可能になりました。
長年他のメーカーの物も見て来ましたが、ホビーカヤックはカヤックメーカーとして、トップレベルの品質を保っていると思います。
高額ですがアイデアは最高で、部品の精度もいい。
でも、組み上げているのはアメリカで、ちょっと大雑把な所がありますね。
船体内部に工具が入っていたり、手からこぼれ落ちたネジが内部でコロコロしていたりw
ここ、ワイヤーで動かすか???みたいな面白い設計も多々あって今回のように修理となると苦労する場面もありますが、その度に壊れない為の素材選びやアイデアに感心します。
普通は防水技術で塩害から物を守ろうとしますが、ホビーは塩害があっても大丈夫な物作りをします。
プロペラ式のカヤックはギア周りの防水がダメになれば塩害でギアもベアリングも壊れますが、ホビーカヤックのドライブは、海の中で海水に濡れながらも動く(防水とか、そういう考え方ではない)設計なのです。
細かく見ていくと本当に面白いですよ。
おっと、語っていたら長くなりました。
また機会があったら語りますね。では!

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