【温度管理 肉は難しい】

料理&低温調理(Anova)

今日は肉です。

近所のスーパー(ロピア)で出来るだけ分厚い肉を選びました。
やっとこの温度計が焼き芋以外で活躍です。



厚みは4cm程度でしょうか...
経験上、この厚みであれば片側を1分40秒ずつ焼けばミディアムレア程度に仕上がるはずです。
肉の内部の温度を計ると3.5℃。これはさすがに低すぎるので温めます。
電子レンジ(150w)で5分、これで内部は11℃
もう5分追加で25℃。ほんのちょっとやり過ぎましたがまぁOKでしょうか。

肉と皿の間に熱がこもっていたようで、焼く直前は31℃、少し上がっていました。
熱くなったフライパンに乗せて強火で1分40秒。すぐひっくり返してまた1分40秒

火を止めてフライパンに蓋をします。
ここからはスマホでチェックです。

安い肉は硬くなりやすいのでミディアムレア以上に焼くのは厳禁でターゲットは56℃にしていたのですが...

火を止めてから約8分で55℃を超えたので大急ぎで蓋を開けましたが時すでに遅し。(緑のラインは肉の外の温度)
蓋を開けたのでガクッと外部の温度が低下していますが、内部はジワジワと61℃まで上昇してしまいました。

ここまで火が入るとちょっと硬いんですよね。美味しかったですけどね。
熱が伝わるまで何分間もタイムラグがあるので、内部の温度を知った所でほぼ何の対処も出来ませんが、
この温度計のおかげでまた1歩楽しみが増えました。
どんなに経験を積み上げても安い肉は絶対に高い肉には勝てません。
でもね、安い肉をより不味く食べる事だけは防げるようにはなるんですよ。
より高い所を目指すのも好きですが、低い所を底上げするようなのも大好きです。

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