(長文注意blog)
アジングを始めてエステルラインを使用するようになった。
このラインは引張強度は結構あるが結束強度が恐ろしく低いラインだ。
(簡単に言うと、何もしなければソコソコ強いが、結びコブがあるとやたらとそこから切れるって事)
まずはジグヘッドに0.3号のエステル直結でテスト開始。(結びコブはジグヘッドのアイの所に出来る)
結んで10分程度は問題なく使えた、20cmオーバーのアジでも1~2匹は釣り上げる(抜き上げる)事が出来る。
だが結束部分の劣化がかなり早く時間の経過で結束部分から切れてジグヘッドだけが飛んでゆく事が多発。
時間の経過と共にどうしても結束部分への負担が重なり、合わせ切れやキャスト切れが増えるみたいだ。
一番負担のかかるジグヘッドのアイ部分への結束にはどうしてもフロロリーダーが必要だと感じた。
0.3号のエステルラインに0.6号のフロロカーボンをリーダーとして使用。
トリプルエイトノットや3.5ノットで結束
これでキャスト切れはなくなった、合わせ切れもない。
多くの方がこの状態で使用しているはずだが、エステルライン本来の強度に比べて余りにも弱い力でリーダーとの結束部分が切れる。
感覚的にはエステルライン本来の強度の5~6割り程度の軽い力で切れているのではないか?
ここまで弱いと結束部分への疲労も心配になる。
多少良い型の魚を2~3匹釣ったらリーダーを結び直したくなる。
実際かなりの頻度で結び直している方もいるみたいだ。
結束さえしなければ0.3号は十分な強度がある。リーダーやジグヘッドに結束強度を落とすこと無く結束出来ないか...
ビミニツイスト(背景は1gのジグヘッドです) 20回ひねり
近年PEラインや摩擦系ノットが発明された為もうビミニツイストを使用する人は少数だが
エステルラインの特性を考えると、どうしてもたどり着く。
ライン同士の摩擦だけでダブルラインを作り、ダブルラインとリーダー、ダブルラインとジグヘッドを結束する事で
エステルライン1本への負担を半減出来る。
根ズレ対策等を無視するならフロロのリーダー無しでダブルラインのままジグヘッドに結んでも良い。
もしリーダーを結ぶなら結束は一番簡単な電車結びでもOK(よほど弱いリーダーを使わない限り通常切れるのはビミニツイストの始まりの所)
ビミニツイストを使ってダブルラインを作り今まで使っていたラインシステムと切って比べてみて欲しい。
エステルラインってこんなに強いのか~と感じる事が出来るはずだ。
時間のある時1 ビミニ+フロロリーダー
時間のある時2 ビミニ+ジグヘッド直結
時間の無い時1 フロロリーダー(トリプルエイトノット)
時間の無い時2(緊急時) エステル直結
状況によって使い分けるつもりです。