オールスパイス(ケンタプロジェクト)

ケンタッキー 再現レシピ 2009年版

これだけ情報が氾濫する世の中。情報の拾い方が大切である。
ケンタのオリジナルチキンにどうしたら近づくか...

温度計を付けた圧力鍋の実力はすごいです。もう温度を見ただけで
大体中の肉がどの状態か判断出来るまでになりました。
現在、油が大分汚れて来てしまっているのと、フラワーに入っているパプリカが多く出来上がりの色が
かなり茶色く仕上がっています。
火の通し方はいたってシンプル。185℃投入 肉の量が少ないので十分な圧力を得る為に10cc程度の水も投入
今日はうまくいったぜい!!蓋をして10秒で高圧状態に持って行けた。
この時の油温は160℃程度まで落ちるが無視して消火。
今日は130℃まで落ちるのを待って、130℃キープ。最初は高温で衣を形成し肉の水分を出来るだけ閉じ込める。
後は出来るだけ低温で...ただし骨の中の隋液が流れ出さないように骨の中を80℃以上にしなくてはならない。
この温度が低いと骨から赤い液体が肉に出て臭みとなり美味しくならないのだ。
高圧状態で水は120℃まで上がる。骨の中も何とか80℃を越える。このラインは絶対に超えなくてはならない。
圧力鍋を使う1つの理由だ。
また、今回130℃としたのは出来るだけ水分を蒸発させない為でもある。
140℃キープと130℃キープ。差は...衣に出た。130℃はちょっとべた付くか?
オリジナルチキン自体、ベタベタ系なのであまり気にする必要はないけどね。
MEDには卵、牛乳に加えて甘みを感じる程度まで塩と小麦粉を混ぜ込んだ(衣を厚くする為)
今日の課題はスパイス探し。一番怪しいのはオールスパイス。
オールスパイス+コショウだけでケンタっぽいってな意見が多いのだ。
これを多めに配合。塩分も多めに。
肉に下味を付けていないので衣に塩分を抱かせる。下味付ける段階まで行ったら減らす方向だ。
食べて見た...ん?違和感がない。前日タイムを大量に入れた時は明らかにちがう!と言ったが今回は...あれ?
ってな感じ。チキン食べ過ぎで舌がおかしくなったか?と感じる位違和感がない。うまい。
油が違う!と感じるって事はオールスパイス多目は正解の方向だ。
塩分多目も正解。
オールスパイスをそのまま振りかけて食べると違和感。火を通すとマイルドになりケンタ風になるのだ。
ハーブって奥が深いなぁ。
そのまま舐めた時は本当にこの香りか?って思ってたんだけどねw
今欲しいのはショートニングなのだが、なかなか見付からんのだ。
ケーキ用は高い。2リットル程度あればいいんだけど...
後欲しいのは卵の粉末。そんなのあるのか?毎回卵1個使うのもったいなくてね。
最後は玉子焼き作るので無駄にはなっていないが、粉末で済むなら楽。
オリジナルチキンの味を忘れ始めた。ケンタ行って来ないと...と思うと気がめいる。
毎日チキンは辛いのぅ。

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