クリスマスには鶏肉だよ~。
という事で偽ケンタをパーティーへと持ち込む。
デフレのお陰で今では鶏のモモ肉は2kgで500円に突入している。
25円/100g...信じがたい状況だ。
もう数ヶ月ほど前になるが本物の粉を入手。
ルートはもちろん裏
一つの事を一生懸命にやっていると助けてくれる人が現れる。何事も諦めてはいかん。
本物を入手して検証、まず...パプリカは入っていない。粉は真っ白である。
塩分は粉30gに対して4.5g~5g程度と結構塩分濃度は高い。
揚げ上がりの硬さを考えると小麦粉も薄力粉ではなく強力粉がメインであろう。
ガーリックは1gでOKそうだ。
ホワイトペッパーは0.3g~0.5g程度
他のスパイス類はかなり量が少なく0.1g以下での配合になる
そしてあのケンタッキー特有の風味。スパイスの配合で出ると信じて配合を続けたが
配合ではなく何か別の粉が大量に使われている可能性が高い。
オールスパイスで近い風味にはなるが肝心の味が違うのだ。
本物の粉はなめただけでうまい!って感動するくらいうまい。
これは小麦粉だけではありえない。
白くて美味しい口で溶けるような粉。これは今まで経験した事のない粉の味。
で...ここで行き詰まってしまった。
大量に使われているこの粉の正体が掴めないと先には進めない。
砂糖を配合しても違う。味の素でも違う。
この粉の正体さえ分かれば...
そう思ってさえいれば、きっといつかこの粉に出会えるはず。
以前にケンタッキーの味の中で一番感じるのはポテトの香りだと書いた。
同じ油で揚げるから香りが移っているのか?と思ったがこの辺にヒントがあるかもしれない。
時間のかかるプロジェクトだ。いつかきっとたどり着くだろう。
クリスマスに使ったこのロウソク。もう20年も前の物だ。
クリスマスにしか使わないのでなかなか減らないのだが、この20年間
このロウソクを電球代わりには使用しなかったって事だ。長期間の停電とかね。
経済はメタメタになったがそれでも平和な20年間だった証拠だと思うと感慨深い。
2020年への10年間が始まる。平和が続く事を祈る。