便利な道具 浮力体付き延長スクレーパー

カヤック&釣り

海でのボート遊びを初めてもう15年以上。
何が大変かって...船底掃除と塗装作業。
毎年毎年付着する貝を何名も集まって落として船底掃除。
浅瀬に乗り上げてスクレーパーでゴシゴシ。

陸に上げて塗装して...
何かもっと楽に船底全ての貝を落とす事は出来ないものかと...
特に手が届かないキール部分が問題でして...
スクレーパーを延長してもなかなか奥のキール近くは力が入らないんですよね。
うーん、うーん、と考え続けた結果
!!来た~!!

延長したスクレーパーに強力な浮力を持たせるのだ。
こうする事で

1.物凄い浅瀬に乗り上げる必要がない(足が付く程度の浅瀬でOK)
2.延長したスクレーパーに浮力があるので水中でスクレーパーは自動的に船底へピタっと密着
3.無理な姿勢で作業する必要がなく、棒を前後に動かすだけで船底の貝が取れる
4.船を傾ける必要もないので1人で作業可能
5.浅瀬に乗り上げないので潮の満ち引きも無視
ホームセンターへ走り、チャチャっと作り、実験したくてボートへと行き試してみました。
水深1m程度のシャローでアンカーだけ打って、ウェーダー履いてドボン。
何故15年もの間このアイディアに気が付かなかったのか...と後悔する程作業が楽。
楽な上に短時間で綺麗に貝が取れます。
思い付いちゃったもんね~、特許取ろう!って思ったら2010年に出願されてた(汗
って事で、特許は取れないので公開となりました。
用意する物
1.ステンレス製のスクレーパー(焼きそば用でも可)
2.船底(キール)まで届く木の棒(1~1.5m) 金属棒より浮力のある木を選ぶ方がいい
3.浮力体(発砲スチロールやペットボトル)
作り方は必要ないですよね。
自分で思い付いて実際に作って、ここまで感動した道具って少ないです。
船底の貝にお悩みのボートオーナーさんはお試しあれ。
この道具を使っても何年かに一度は仕方なく陸に上げて船底作業する事になるかな?と思いますが、作業頻度はかなり減ると思いますよ。
BeBlue(しぐの釣り)

シグナルキャット(ホビーカヤック)

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