雨で外に出られない。
う~ん。電動アシスト自転車の仕組みでも勉強してみるべし。
って事で、アシスト量を制御している部品の解析からスタート。
速度の検知とクランクへのトルク制御は判明しているのでまずはそこから。
24個の磁石を使って速度を検知している。
メーカーHPによると時速10kmまで最大アシスト、24kmまでにアシスト量をゼロにする。とある。
実際にノーマルで乗って見ると確かに時速10kmまで強烈なアシスト。
時速20km程度でアシストを感じられないまで減少。
この後の速度域では電源をOFFにしてもONにしてもあまり変化を感じる事は出来ない。
一番簡単な改造は、常に10km以下の時速5kmと誤認識するようにマイコンにパルスを与えてやればいい。
74HC04でも使ってちょちょいのちょいさ~、この手法だと何キロで走ろうが最大アシストで行ける訳だ。
って思ったけど、面倒なので磁石側をちょいちょいといじる事にした。
速度センサー用の磁石の数を少なくした円盤をレーザーで抜いて磁石を入れてみた。
磁石の数を1/3に減らしたバージョン。これで時速30kmまで最大アシスト、時速72kmでアシストゼロになる計算。
工場の敷地をグルグルと...風の抵抗が時速30km程度で大きくなりこれ以上の速度アップは無理かもな~
頑張れば35km巡航も可能だと思うが、そこまでして早く走りたいならロード専用の自転車を購入した方がいい。
足を軽く乗せている程度の感覚で楽に漕げるのはギリギリ30kmまでかなぁって感じでした。
バッテリーの消費も考えるとやはりノーマルってのは非常に良く出来ている訳です。
前輪外してサクッとノーマルに交換して実験終了。
そうそう、速度と言えば以前Kayak-340に3.5psを積んだ物を試乗してみた事があります。(海では違法になります)
ホンダ2ps(4st) 11~12km/h
トーハツ2ps(4st) 15~16km/h
トーハツ3.5ps(4st) 19~20km/h
こんな感じでしたね。