多摩川スタート~撮影中断

今日もいい天気。
多摩川でベニマシコ狙いでスタートして緑地公園コース。
本日1発目はスズメ君 D3s+500mm+テレコン1.7

スズメだって立派な被写体。
カメラ持っている方は試してみて欲しいが、意外と警戒心が強い鳥、いい写真を撮るのは楽ではないです。
群れでいる事が多いので1羽飛ぶと全部逃げちゃう。
理想とする絵はあるのですがまだ撮影出来ずにいます。
さて、今日の撮影は中途半端に終わってしまったので、今日撮影した写真を使って
鳥の写真の見方でも解説してみよう。
いい写真と悪い写真の差...。
ピントが合ってるとかブレてるとか、露出が適正とかノイズが少ないとか...色々とありますが
動物写真は目が命。
目が綺麗に写っている事が大前提。
クチバシにオレンジ色の小さな虫を咥えて振り向いた瞬間の見返り美人。
背景は綺麗にボケていて背中の黄色も鮮やかですが、目が...黒い色の中で潰れてしまっていますよね。
シジュウカラ(ボツ写真)

これではいきいきとした写真にはなりません。
シジュウカラ(合格写真)

同じく黄色い虫を咥えている絵、目が綺麗に出ていますよね。
撮影中にカメラマンが「目が出ない~」ってボヤいてる事がありますが、こういう状態の事を言います。
目の周りが黒い鳥の撮影は難易度高いです。
次はジョウビタキのメス
ボツ写真

背中のオレンジと白い斑点が特徴なので背中からの撮影がベストですが、
警戒してこっちを向く事が多いです。
目の周りは白っぽいので目は綺麗に出ていますね、でもこれだけではダメなのです。
少しだけ頭の向きを変えてくれた瞬間です。

目に太陽の光が反射してキラっとしていますね(キャッチアイと言います)
これが入るといきいきした感じの写真になります。
鳥を見つけてカメラを向けて目にピントを合わせて、目に光が入った瞬間を狙ってシャッターを切ります。
曇りの日でも目に雲が映ればキラキラします。
このblogを見ている方は釣りへの興味はあっても写真への興味は薄いと思うのですが、目がキラキラしているかどうか?
それだけでも意識して見てみるとちょっと楽しめるかもしれません。
釣った魚の写真も目が命ですよ。
真夏の昼間でも私がフラッシュ光らせている理由もそこにあったりします。

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