26日は久しぶりに地元の東高根森林公園へ...
青くて綺麗なルリビタキいるかな~と思って情報収集したものの、見たとの情報はあるが今年はあまりぱっとしないとの事。
歩いているとカワセミが鳴きながら飛んで来た。
今日は動体を狙える装備では無いので水絡みの撮影はパスして公園をぐるっと回る。
粘ったおかげで4号池周辺でメスとは出会えたが今日は、青くて素敵な個体には出会えなかった
以前からスローシャッターを使う撮影方法を多用しているので今日はその解説
上のカワセミは1/25秒
前日のルリビタキは1/20秒
Nikon D7100 500mm/F4
1/200秒までは普通に撮影するがISO感度を下げたい場面では当然それ以下のSSを使う。
ある一定レベルの三脚と雲台を使用していても一番の大敵はカメラ内部からの振動だ。
カメラ内部からの振動は2つ。ミラーショックとシャッター先幕のショック。
D810では電子先幕シャッターが採用されたが現在使用しているD7100は未搭載。
と、なると...対策するのはミラーショックだけ。
ミラーショックを完璧に無くす為にはミラーアップ+レリーズしか方法が無いのだが
ちょこまか動き続ける野鳥撮影では時間的な余裕はあまりない。
レリーズを持ち歩いていない私が多用するのが露出ディレーモード。
ファンクションボタンに割り当ててON-OFFを一瞬で切り替えられるようにしている
露出ディレーをON(通常は1秒に設定)
カメラを構えてピントを合わせる。
シャッターを押してカメラから手を離す→ミラーが跳ね上がり→1秒後→シャッターが自動で切れる
この間に鳥が移動した場合はまたピントを合わせて→シャッターボタンを押して手を離す
→ミラーは瞬時に跳ね上がり→ミラーショックが収まった頃(1秒後)にシャッター幕が下りる
カメラに触っていない状態でシャッター幕が落ちるので指でシャッターボタンを押した時のブレも防げる。
もっと時間がある場面ならライブビュー+レリーズで連写。こっちの方が効率はいいが
ライブビューは追掛け辛いからなぁ...
Nikonのカメラを使っている方は一度は使ってみて下さいね。
この撮影方法を多用するが注意点がもう一つ。
カメラ、三脚から完璧に手を離すので狙った所で瞬時にカメラとレンズが止まって欲しいのだ。
雲台は今まではマンフロット504を使用していたがカウンターバランスが足りず苦労する事が多かった(雲台をロックしても微妙に下にズレる)。
ザハトラーFSB-8にしてカウンターバランス不足は無くなり細かく調整出来るのでカメラの固定が断然楽になった。
D7100+54でカウンターバランス10段中の3を使用
手を離せばどの角度でもビタ~~っとまでは行かないけどね。軽くロック掛けるだけで確実に止まってくれるのはやっぱり楽です。
4万円の雲台から15万円の雲台に変えて...微妙だなぁ...と思っていたんですが、1日中硬さも変わらないし、やっぱりいい。
こうなるとザハのFSB6も使ってみたくなってきてしまう。また頑張って働かなくちゃね。