釣り業界

先日久しぶりに釣り業界に関して話をする機会があった。
まぁ、酔った席では良くある話でプロって呼ばれる人は信用出来ないとか、今後の業界の話ね。
プロが何故なかなか信用されないかってのは簡単で、圧倒的にあなたより釣りが上手だから。なんです。
苦労して1本釣れるか釣れないか...って遊び半分で遊んでいるアングラーとは違い
彼らは、確実に釣れるシチュエーションを選び、サクっと釣ってサクッと帰ってしまう(これを釣りが上手と言います)。
経験上釣れるのは分かっているので釣行時間5分、みたいな事も可能。
でもね、これじゃ記事にならんのです。
実際は釣り場に着いて5分でヒット。この魚全然引かなくて...ハンドルグルグル巻いただけでポカーンと
上がってきちゃって、何事も無くランディング。
少しは苦労話も入れないと記事として行数が足りないので、
「ドラグが悲鳴を上げ、リーダーはストラクチャーを何度も擦り、でも何とか回避してランディング成功!」
こういう記事になる。
使っているルアーに関しても同じ。この状況だと@@が鉄板だって分かっている。プライベート釣行であれば
鉄板ルアーを投入するが、そこはスポンサーの問題で今回は使えない。
だからサポートを受けているルアーで無理やり釣るんです。
無理やりって言ったって引っ掛ける訳じゃないですよ。
トップウォーターでなら釣れるって状況でサポート受けてるのはフローティングミノーのみ。
フローティングミノーを結んで、沈まないようにフリーで流し込み、ロッドティップだけ動かしてスプラッユ出して食わせちゃう。
無理やり状況に合わせる事も可能な位にスキルがあるんです。
で、その状況を記事にすると、なんとなく...無理が出る。
整合性が取れないみたいな場面が出て来る。
「怪しい...」みたいに感じるんだけど、スキルがあるからこそ出来ちゃう訳ですね。
少なくともあなたよりは遥かに上手だから安心して下さいな。
で、そこまで圧倒的なスキルがあるのですが、釣り業界では残念がら満足に飯が食えない。
メーカーを立ち上げれば今度は製造業で大変だし、釣り道具屋さんも儲からないのを知っている。
今度は企業が出す広告代やアフェリエイトに目を付ける。収入を得る為にはアクセス数の確保が命。
あれやこれや頑張ってアクセスアップを目指すのです。
所がそんな裏事情を知らずにいた人がふとした拍子に気が付いて離れていったり。
協力者と収入の分配を廻って内部分裂が始まるのね。
ポロポロそんな噂が広がって、「やっぱりあいつ怪しくない?」ってなる。
やる事、全てが裏目に出るってのか...魚を騙す実力はピカイチなんだけど、それを人に応用するのが下手。
飯を食う為にやっているんで、暖かい目で見てあげて下さい。
俺?...アオリイカなんざ余裕!なんて言いながら、強風の中カヤックをキコキコ漕いで、疲れたぁぁぁ、北風のバカ!
って思いながら釣りしてるのが実情ですw
無理やりにでも釣りますけどねん♪

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