しぐグリップのアルミサイドパネルやボイルフィッシュグリップのサイドパネルの文字は
炭酸ガスレーザーを使った彫刻である。
金属表面に乗せる印刷では無いので擦っても絶対に落ちない。
彫刻と言っても正確にはアルマイト処理されたアルミの表面に
強烈なレーザー光線を当てて色素を破壊して白くしてしまう。
この画像は普段の仕事で一番多い金属ケースへの彫刻。
少し前までは工業彫刻屋さんがリューターを使って1文字1文字金属を削っていた。
高さ3mmの明朝文字なんて不可能な世界であった。
量産はコスト面を考えると今でもシルク印刷有利だが試作やテスト品は
テプラや手書き。「電源」等、シールを作って張っていた。
今ではパソコンのCADデータでもイラストレーターのデーターでも何でもそのままに準備無しで
金属へ彫刻が出来る。アクリルにも出来る、木にも出来る。
ipodはアルミのアルマイト処理なので彫刻可能。
メーカーが特別に...なんてやっているが俺の所に持って来れば裏面全面に文字だけではなく絵が書ける。
消えないのでミスは許されないけどねん。
今日も仕事が出来たので後はFX頑張るのみじゃ~。