エンジン始動のコツ

毎日のようにエンジンに火を入れる日々。

2psエンジン市場で人気はホンダなのですが、私の所ではトーハツばかりが売れます。
車で例えるとオートマが欲しいか(ホンダ)、マニアル(トーハツ)が欲しいか?
繊細な釣りをしたい方はトーハツエンジンを選びます。
凝り性のマニアしか来店しないのか!ってな感じです(汗
さて、
エンジンの始動にはコツがあります。
新品エンジンには当然ガソリンは入っていません。
ガス欠で停止したエンジンも同様です。
ガソリンタンクに燃料を入れて、ロープを引くだけ。
うん、これだとまず始動しません。
2馬力エンジンには燃料ポンプが無く、キャブレターまでの自由落下でガソリンを供給します。
しかしタンクからキャブレターまでの配管内に入ってしまった空気が燃料の自由落下を邪魔をします。
また、大抵配管の途中にかなり目の細かい燃料フィルターがあります。
ガソリンの持つ表面張力が邪魔をして燃料の重さだけでは燃料はフィルターに作られる
表面張力バリアーを越える事が出来ません。
(一度超えてしまえば表面張力が無くなるのでいいんですけどね)
この表面張力のバリアーと溜まった空気を一気に抜く方法を紹介します。
ガソリンを少しだけ入れて給油口にピッタリ口を付けて息を吹き込んで圧力を
かけてあげて下さい。5秒程度でOKですよ。燃料フィルターを超えてキャブレターにガソリンが入れば
スターターロープを1~2回引いただけで何の問題も無くエンジンは始動します。
ガス欠の症状でエンジンが止まり、燃料を追加した場合も同じ事が配管内部に起きてしまうので
この方法でやると楽にエンジンが始動します。
ガス欠になる前に燃料を追加した場合はこれをやる必要はありません。
「燃料ホース、燃料フィルターに空気が入ってしまった場合」だけ。
メーカーも給油口に口付けろ!とは言えませんので取り扱い説明書にも書いてないけど効果は絶大です。
ガス欠後の再始動が困難で...って声を時々聞きますが、やってみて下さい。感動しますよ。
さてと、2日後に行くマグロ釣りの準備中です。

PE4号、50lbナイロン 2ひろ、80lbフロロの先糸 50cm
結束はFGノット-オルブライトノット-新イシダイ結び
ヒラマサ用のライトタックルですが、まあ何とか...なるのかしら?
カツオが入ってると嬉しいんですがね。

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