ドライスーツの防水 その2

先日は洗濯や撥水に関して書いたが今回はアイロン。
ドライスーツの内側にある縫い目は全てシームテープで処理されているはずだ。
シームテープは少し硬い素材。良く動く部分はどうしても剥がれやすい。
現在水が漏れていなくても...良く見ると...

わずかに剥がれて来ている。
テープ自体が悪くなっている事は少なく大抵は工場での接着が弱いのだ。
特にアイロンを当てにくい曲がった場所は要注意
アイロンを低温~中温にして当ててやるだけでシームテープは再接着出来るので試して欲しい。

ちなみにシームテープが悪くなっている場合は先日書いたテント用のテープ(2層)でも構わないが
強度を求めるならモビロン シーリングテープ(3層)。
ジャージタイプとトリコットタイプがあるが好きな方を選んで作業する。
シームテープの処理が全て終わったら今度は表。
アイロンを低温にして全体に掛ける。
これは洗濯後に入れた撥水剤(ニクワックス)を生地に無理やり定着させてしまうのだ。
アイロンを掛けた所はビックリする位、水玉コロコロになるぞ。
スプレーで水を掛けてみた。

この位コロコロしていると気持ちがいい。
撥水効果が長持ちするのでちょっと手間だが試してみよう。

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