やっと遊べそう


台風も去り来週はやっと遊べそうですね。
ただ、気を付けてもらいたいのは天気が良くて風も無くて安全で...って状態でも
海の中にはまだ台風の影響が残ります。
底荒れと大雨による塩分濃度の低下。
水色が変だなぁ...妙に反応無いなぁ...ってのが数日は続きますので焦って海に出ると貴重な
休日を無駄にする事になるので覚えておいて下さい。
さて、皆さんミラージュドライブのメンテナンスって行っていますか?
私は行っていません。通常は真水掛けて乾かして終了。
でもね、ワイヤーが伸びていれば調整はします。グリスが切れて来たらグリスアップ。
毎回オイル差してるのにワイヤーが切れた!とか、スプロケットが飛んだ!とか...
あれは機械なんです。オイルなんかよりもワイヤーが伸びている方が問題なんです。
適度に調整してあげて下さい。
って書くと今度はメンテナンスしようとして壊す人が出る。
昔はチェーンにオイル程度は塗ってあげて下さいね。と伝えていました。
ただ、そう伝えると556をブシュー~~~。オイルをターボフィンにまで吹きかけて
オイル成分でターボフィンが柔らかくなりターボフィンがブヨブヨになり破損。
ワイヤーだって締めすぎでスプロケットを破損したりアイドラープーリーをボッキリ折ったり...。
適度に、の意味が分からない方は分かる方を探してやってもらって下さい。
もっと壊れないように丈夫に作るべきだ!って?
ミラージュドライブをめっちゃ丈夫に作ってですよ...それで何かあったらドライブは壊れなくても今度は船体が破損します。
ドライブを固定している金物を止めるネジがぶっ飛びそこから船体内に水が入り沈没しますね。
ラダーピンがプラスティックで出来ているのと同じです。
ラダーピンが折れない様にステンレスのボルトに変えても構いませんが、ゴチンとぶつけた時に
ラダー機構が壊れるか、船体が破損するかどちらかです。
安い部品が壊れるようにして高い部品を守っているんです。
そういう事まで含めて設計してあるって理解して下さいね。
ミラージュドライブは船体と自分の体重で約100kg、それだけの重さをあれだけのスピードで前に進ませる装置です。
それだけの力が各部に掛かっているのです。使っていればワイヤーも切れるし、スプロケットも飛ぶ。
ターボフィンのステンレスシャフトだって金属疲労でポッキリ折れたって何の不思議もない。
日頃のメンテナンスと言うとオイルを差す程度でいい。と勝手に思っている方も多いが疲労が蓄積した部品を
定期的に交換するのもメンテナンスの範囲ですよ。
海の中に突っ込んで動かして壊れない物なんて世の中にそうそう存在しません。
家の中でそんな物を探すと...竹で出来たシャモジ位でしょうか
日頃のメンテナンスを忘れずに!

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