AJIST TZ 511/SL ファーストレビュー(長文)

AJIST TZ 511/SLが届いてまだ数日だが何とか時間を見つけて試し投げが出来たのでファーストレビュー。
大分前に発売されたのにレビューが少なかったので書いてみますね。

このロッドを探す前、アジングに使用していたのはABUのソルティーステージ アジングカスタム 5.5ft と6.10ftの2本
このシリーズは定価2万円台で可もなく不可もなく。アジを釣るって意味だけなら特に文句は無かった。
もう一本アジングロッドを追加しようと思ったのは昨年レジットデザインのプロトロッドを投げる機会があって衝撃を受けたからだ。
1.5gのジグヘッドが結んであって投げてみる?って渡されたの。
まずは軽くキャスト。
この時点でお!ってなる。
テイクバックからのキャスト動作でリールの上30cm程度から綺麗に曲がってロッドに溜まった反発力が
段々とロッドティップ側に移動して行き最後はルアーに伝わってバビューンとルアーが飛んでゆく感覚。
もっと曲げていいよ。
もっと力入れて大丈夫だよ。
リリースポイントはココだよ。
ちょっとリリースポイント外しても大丈夫だよ。
全部伝わってくるから投げるのが楽しくて楽しくて
アジングロッドは感度重視でパツパツ+ソリッドティップの流れでどうしてもファーストテーパーになる。
投げるルアーは1g程度と非常に軽量でルアーの重さでロッドを曲げるのは困難。
人間に伝わるインフォメーションがどうしても希薄になりルアーが軽ければ軽くなるほどキャストに気を使う事になる。
アジングロッドでは情報量が多くて投げやすいセッティングは出せないんだと思っていたのでこのロッドにはびっくりしたんだ。
で...話が長くなったが、衝撃を受けたレジットデザインのあのロッドが欲しいのさ。
ウワサでは今年発売?とか聞いたが、もうすぐアジングシーズンが始まるので「今」欲しい。
どうしても購入出来ないなら他社で探そう。
あの性能に近いロッドは世の中に無いのか?
そう思って釣具屋巡りが始まる訳です。
マグロロッドなんか100g近いルアーを実際に投げてみないとロッドの持つ雰囲気分かりませんが
アジングロッドは使用するルアーが1g程度と物凄く軽いのでお店で振っただけで大体はイメージ通りです。
何店舗か回ってお店にあるロッドを全部触って...おぉ!って思ったのはAJIST TZ 64/SLと69/SLだったんです。
同じようなパツパツのファーストテーパーロッドが並ぶ中、AJISTだけはちょっと違う。
これ、行けるんじゃねぇ?って思ったのが64/SL
買っちゃうべ!って思ったんだけど発売予定?のレジットデザインのロッドは6.5ft。
発売されたら確実に購入するので64は被ってしまう。って事でお店では触れなかったけど511/SLを選択
で…511/SLを購入して…長い前置きが終わり。
投げてみた。ジグヘッドは1.2g
びっくりしたね。お~、そうそう、求めていたのはこの感じ。
発売は大分前なのにレビュー無さ過ぎだろ、めちゃくちゃいいロッドじゃんか。
ブンと振るとバットからティップに綺麗に力が伝わっていって...
今まで0.6g等の軽量ジグヘッドを結んだ時にリリースタイミングがシビアになってしまい投げる度に神経使っていたのバカみたい。
夜に投げていて、あれ?どこまで飛んだ?ってのが見えなくて、水じゃなくて地面に向かってもう一度投げて歩いてルアーを探しに行くとココって思っていたより5mも飛んでいる。
トルザイトリングのお陰なのかな?こんなにライン抜けに差があるとは...
ただティップは自分が理想としている物より2段階は硬い。
パッツンの雰囲気を持ちつつ、投げやすさ抜群なので。これはこれでアリかもね。
乾いた感度ってのも納得、これ以上の感度はいらない。
個人的にはもう少しだけ感度落ちてもいいから抜け当たりや潮の重さを拾えるティップが欲しい。
あとロッドエンドのバランサーね...コンセプトは分かるけど重すぎない?
アジが戻って来て少し使い込んだらセカンドレビュー書いてみるつもりです。
同じようなコンセプトで作っているはず?なので64/SLと69/SLも記念モデルも気になる~。

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