振動子ステーの解説

振動子ステーを発表してびっくりする位の反響にちょっと驚いています。
ホビーカヤックを2艇持っている方からの注文が多いので考えていたより
多い注文が入ってしまってっちょっとアタフタしています。
船体側金具2個、振動子側金具1個欲しいとの要望があるのですが
現在量産に入ったばかりでバタバタしているのでバラ売りは
もうちょっと待って頂けると助かります。
取り説を作らねば~と思っていたのですが、文章で書いてもなかなか伝わらないので
以下の画像でイメージして下さい。
船体側金具はミラージュドライブを差した時に絶対に当たらないギリギリの位置に取り付けます。
取り付け穴は長穴加工してあるので自分で位置調整して下さい。
画像左方向が船首方向です。

画像左の金具が船体側金具
画像右の金具が振動子用金具(実際に使う場合は、この金具に振動子を取り付けて使用しますが、
解説の関係で今は振動子は外して撮影しています)
赤丸同士が重なる向きで使用しますので注意して下さい。
赤丸の部分が丸く削ってあるのには訳があります。
海上で振動子を取り付ける場合、ミラージュドライブ用の穴から手を水中に入れての作業になります。
わずか5cm程度の距離ですが、水中での作業は水面はユラユラ、体もユラユラ、手が水に入っているだけで
手の感覚や距離感が鈍り考えているより難しい物です。
水中で金具同士を水平&垂直を保ったまま1mmの隙間に差し込むなんて事はなかなか出来ないので...

まずは画像奥の丸みを帯びていない所だけ差し込みます。
丸く設計してあるので画像のように多少曲がって差し込んでも構いません。
ここだけ差し込めれば後は多少ガタガタ左右に揺らしながら押すと

船体側金具の丸く設計した部分にぶつかりながらでも勝手に奥に入って行くように設計してあります。

もうここまで来れば大丈夫
最後は船体側金具にあるストッパーに当たるまで押し込むだけです。

このままではスコスコ前後に移動してしまいますので金具のこの部分

ここをペンチ等でわずかに曲げてあげて下さい。
途中まではスコっと入って、最後の5mm程度はククッと多少の抵抗感を感じながら
押し込む感じに仕上げると使い易いかなと思います。
ちなみに、振動子は丸い方が船首方向、薄い方が船尾方向を向くように考えています。
逆向きだと振動子から出る配線とミラージュドライブがぶつかり易くなりますので注意して下さい。
発注量を増やしたので次回のロットで全員に発送出来ると思いますが、
金具を船体に固定するインチ規格のネジが足りないぞ(汗
ついでにコンテナ船の入港とも重なるかも...
バタバタした秋が始まりそうです。

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